OM10は50mm標準レンズ付で￥60000弱と言う価格でしたが、カメラ自体は入門用とは言えない本格的カメラです。
基本メカは上位機種のOM-1 / OM-2を踏襲し、共通部品、技術を多く使ってコストを抑えています。

基本絞り優先AUTOカメラですので、レンズの絞り値を決めて、ピントを合わせれば、シャッタースピードは露出に合わせてカメラが自動で決めてくれますので、フィルム初めてのカメラ女子でも簡単に撮れます。

電子シャッターですので電池を入れないとシャッターは切れません。
露出計はOM-2とほぼ同じのTTLダイレクト測光です。

今回のOM10、電池入れて通電を確認しました。
露出計OK
シャッター、AUTOですが、高速低速切れております。
セルフタイマー、ランプ点灯、ピーピー音確認
バッテリーチェックランプ点灯確認
ファインダー内LEDが接触不良っぽく、点いたり点かなかったり。
しかしキチンとシャッターは露出に合わせて高速低速切れていますので、露出計は狂ってないと思います。

底蓋のワインダーを付けるための接点の穴は新品でも蓋がありません。 こう言う部分はコストカットしてますね。
ファインダー覗くと汚れがありますが、勿論この汚れは写真には写りません。

レンズはトキナーの35-70mmズームレンズ
広角35mmから中望遠70mmまで実用域で使いやすいレンズです。
フチ側にちょっとカビ有り
全体的にクモリあり
ピントリングがグリス抜けでスカスカしています。
ですが、壊れてはいないので普通に写真は撮れます。

ファインダーにゴミ汚れがあったり、レンズにカビクモリが有ったりしますが、基本写真を撮る部分については問題ありません。
フィルムカメラってちょっとやってみたいから、安い一眼レフカメラで試してみたいって方には最適です。

以上の事からジャンクとしますが、動作は大丈夫です。

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