NO.148
⭕️秋田木地山系川連こけし
匠は、木地山系川連こけしの主流で、木地山に小椋家に対して高橋兵治郎を師とし、引き継いだ父小野寺徳一匠を師匠に43年程の間こけしを製作しております。
匠は、体頑丈で、とても穏やかでいつも笑顔で接してくれました。
描彩は、みちのくらしい純朴さの中に優しさのあるホッコリとして心暖かくなる作品を製作しています。
前秋田県こけし工人会会長として長年その普及に当たり後進の育成にも尽力されました。
[1] 高さ　240mm(8寸)
[2] 底幅　53mm
[3] 材質　欅材(濃密な良材となっています。)
⭕️作品
35年程経過して、欅材に蝋が染み込み飴色になって、しかも艶々となり照りが最高になっています。まるで今製作した感じですが、それには長い年月が加算された付加価値があります。通常のイタヤ材と一味違う欅材をご堪能ください。
濃赤色と緑色の2色で井桁模様を交互に10個を描彩されています。その前垂れの左右には、目出度い松竹梅を軽快に、帯には濃赤色二線を入れて締めています。
一度お手にすると、入魂された作品の素晴らしさが判然と理解出来る一品となっています。
⭕️兎に角、他の方と是非比較していただければ、この作品の素晴らしさが直ぐにお分かりになります。ご一考下さい。
◉高橋兵治郎匠(1898~1974)
◉小野寺徳一匠(1902~1973)
◉小野寺正徳匠(1948〜2018)
◉参考　
○秋田木地山こけし
小椋久太郎 小椋宏一 小椋利亮
○川連こけし
阿部平四郎　阿部陽子　高橋雄司　佐藤秀一　小野寺正徳　小野寺重一
○津軽系温湯こけし
　盛秀太郎　盛美津雄　奥瀬鉄則　佐藤善二　佐藤佳樹　匠
※画像にて十分ご確認ください。
※私のプロフィールを一読下さい。
※⭕️私の今迄に掲示した作品をご覧下さい。(他に100点程有ります。)

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